Heroku+Node.jsの使い方(1)準備
この連載記事ではHerokuの使い方を解説していきます。
なお、この連載記事ではHerokuで利用するプログラミングプラットフォームとしてNode.jsを採用することにします。
今回はHerokuとNode.jsを使用するための準備を行います。
Herokuへのサインアップ
Herokuのサービスを利用するためにはまずサインアップを行う必要があります。
サインアップを行うには下のページにアクセスします。
「First name」に名前を入力し、「Last name」に姓を入力し、「Email Address」に電子メールアドレスを入力し、「Country」からJapanを選択し、「Primary Development Language」からNode.jsを選択し、「私はロボットではありません」をチェックし、「CREATE FREE ACCOUNT」をクリックします。
すると、下のようなページに移動します。
「Email Address」に入力した電子メールアドレス宛にHerokuから電子メールが送信されますので、確認します。
電子メールの中に設置されているリンクをクリックします。
すると、パスワード入力ページに移動しますので、「Password」にパスワードを入力し、「Password Confirmation」に同じパスワードを入力し、チェックボックスを希望に応じてチェック又はチェック解除し(Herokuから製品のアップデートなどに関する情報を電子メールとして受け取る場合にはチェックボックスをチェックします。受け取らない場合にはチェック解除します)、「SET PASSWORD AND LOG IN」をクリックします。
すると、下のようなページに移動します。リンクをクリックするとHerokuのダッシュボードに移動します。
Heroku CLIのインストール
次に、Herokuをローカルから利用するためにHeroku CLIをダウンロードし、インストールします。
Heroku CLI(Windows 64bit用)のインストーラは下のアドレスからダウンロードすることができます。
ダウンロードしたインストーラを実行すると、セットアップ画面が表示されます。
「Next」をクリックします。
「Install」をクリックします。インストールが開始します。
インストールの途中でGitのインストールが始まります。Gitのインストールについては下の記事を参照してください。
Gitのインストール
インストールが完了すると下のような画面に移動します。「Close」をクリックします。
正常にインストールが行われた場合にはコマンドプロンプトでheroku
コマンドが使用できるようになっているはずです。
たとえば、コマンドプロンプトでheroku -v
と入力し、Enter
キーを押すと、Heroku CLIのバージョン番号が表示されます。
C:\work\heroku>heroku -v
heroku-cli/5.6.14-b0cc983 (windows-amd64) go1.7.4
また、Heroku CLIと同時にGitもインストールされたはずですので、git
コマンドも使用できるようになっているはずです。
たとえば、コマンドプロンプトでgit --version
と入力し、Enter
キーを押すと、Gitのバージョン番号が表示されます。
C:\work\heroku>git --version
git version 2.8.1.windows.1
Node.jsのインストール
次に、Node.jsをインストールします。NPMもインストールする必要がありますが、通常はNode.jsをインストールするとNPMも同時にインストールされます。
Node.jsのインストールについては下の記事を参照してください。
Node.jsのインストール
Node.jsがインストールされている場合にはコマンドプロンプトでnode
コマンドが使用できるはずです。
たとえば、コマンドプロンプトでnode -v
と入力し、Enter
キーを押すと、Node.jsのバージョン番号が表示されます。
C:\work\heroku>node -v
v7.1.0
また、NPMがインストールされている場合にはコマンドプロンプトでnpm
コマンドが使用できるはずです。
たとえば、コマンドプロンプトでnpm -v
と入力し、Enter
キーを押すと、NPMのバージョン番号が表示されます。
C:\work\heroku>npm -v
3.10.6
