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KHANACADEMYのリスニング65 単数形のtheyについてその2

KHANACADEMYの単数形のtheyについて説明している下の動画の真ん中の部分を要約してみました。

BONUS VIDEO | Singular They
https://www.khanacademy.org/humanities/grammar/parts-of-speech-the-pronoun/indefinite-pronouns-pronoun-vagueness-and-emphatic-pronouns/v/singular-they


単数形の「they」の用法の背景や歴史について説明するために少しの間「you」について話したいと思います。
「you」がどれだけ奇妙で慣習に逆らっていて変化しているかについてです。
今日の多くの言語では2人称の代名詞は単数形と複数形の両方が存在します。
たとえば、フランス語の場合、単数形は「tu」であり、複数形は「vous」です。
しかし、「tu」と「vous」には社会的な差異もあります。
「vous」は目上の人に使用し、「tu」は親しい人に使用します。
このような言語では現在「vous」の形はフォーマルなものとなり、「tu」の形はインフォーマルなものとなっています。
余りよく知らない人のことを話す場合には「vous」を使用し、良き仲間のことを話す場合には「tu」を使用します。
嘗ては英語にも同様の区別がありました。
2人称単数の主格代名詞は「thou」であり、目的格代名詞は「thee」でした。
2人称複数の主格代名詞は「ye」であり、目的格代名詞は「you」でした。
ここで「you」が現れるのです。
そして、「thee」や「thou」の方がよりファンシーでフォーマルに思えるのに実際には真逆だというのは面白いです。
つまり、「thee」や「thou」はインフォーマルであり、「ye」や「you」がフォーマルなのです。
もしかしたら「who」と「whom」の違いに関する動画で「whom」は言語から消え去ろうとしていると言ったのを思い出すかもしれません。
「whom」の使用は「who」に置き換わろうとしています。
現在「who」は目的語として使用するのが普通に許されるようになっています。
そして、「whom」に起こっているのと同様のことが「ye」にも起こりました。
少しずつ「you」が優勢になっていき、「ye」の機能は縮小していきました。
そして、「you」が主語と目的語の役割を果たすようになっていき、同様に単数形と複数形の役割も果たすようになっていきました。
しかし、単数形の「you」は目上の人に対してのみ使用されました。つまり、「you」は目上の人のことを話すのに使用される丁寧な形でした。
ですから、1人の王しかいなかった場合であってもその王を指し示す場合には「you」を使用しました。
何故なら、明らかに王は目上の人だからです。


難しめの単語や熟語の意味です。

  • transgressive・・・慣習に逆らう
  • transformative・・・変形させる
  • high-born・・・高貴の生まれの
pizyumi
プログラミング歴19年のベテランプログラマー。業務システム全般何でも作れます。現在はWeb系の技術を勉強中。
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