情報アイランド

「情報を制する者は世界を制す」をモットーに様々な情報を提供することを目指すブログです。現在はプログラミング関連情報が多めですが、投資関連情報も取り扱っていきたいです。

ある朝、○○病院の待合室での一コマ

※これは「名もなき老婆」さんからの寄稿記事です。このブログでは寄稿を募集しています。興味がある方はご連絡ください。


病院の待合室に足を入れたのは9時45分頃。
予約は前回の帰りに10時に入れてあった。
20名近くの患者が椅子に掛けて順番待ちをしていた。
相変わらず今日もいっぱいだなと思い、受付を済ませ、一番後ろの椅子に掛けた。
退屈だなと思い、何気なく前の人たちの様子を見るとはなしに見ていた。

何と年寄りばかりだろう。

居眠りをしている人、
場所を構わず大声で話している人(耳が遠いのかも)、
周りをきょろきょろ眺める人、
じっとテレビを見つめている人、
入ってこられる患者さんを上から下までじろりと眺める人、
週刊誌などを見ている人、
忙しそうに足を貧乏ゆすりしている人、
用事があるのか何回も外へ出入りする人、
自分の着ているものを隣の人の着ているものと何度も何度も見比べている人など。

突然受付からの声が聞こえた。
80歳ぐらいのおじいさん。
「うら、まだけの。さっきから長いこと待ってるけどちっとも呼ばらんがの。いつみておっけるんや」
「9時30分頃の予約の人もまだ何人かいなさるし、○○さん、順番が来たらすぐお呼びしますので、すみませんお待ちくださいね」

5分ぐらい経ったかな。またそのおじいさん。
「うら、まだあかんけの」
と、自分の番が来るのが待ちきれず、催促に行く。
きっと後で何か用事があるのかもしれない。

待つというのは他の人だって同じ気持ちで、ただ我慢しているだけで、1分でも早くと思っているだろう。

待っていながら横の女の人の視線を感じた。
どんなことを考えながら眺めておられるのか、何か良い感じはしない。
自分では医者へ行くのだからと少し地味な服装のつもりだった。

何てばあさんだろう。それにしては頭だけカットなんかして(もちろん毛染めはしていないけど)。

と見られているのかも。
自分って困った性分で、人がどう眺めようと、自分は自分なのに、でもやはり、少しでも若く見てほしいのが本音かな。

家にある服を思い浮かべ、あれが良かったかな。
それとも、もう少し派手な色のもの、あれを着てくればよかったかな。
考えているうちに「35番の○○さん」。

やっと自分の番が来た。
けれど、あのおじいさんはまだのようだ。
何か譲ってあげたい気持ちと、でも、自分だってうかうかしているとお昼になってしまうなと思いながら、診察室の方へ急いだ。

pizyumi
プログラミング歴19年のベテランプログラマー。業務システム全般何でも作れます。現在はWeb系の技術を勉強中。
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